無我

私たち人間は日々様々な情報に接し影響を受ける。良いことも悪いことも起こる。これが人生なのだと言ってしまえばそうなのだろう。しかしすべてに無心になることができたなら、と時々思う。私利私欲を捨て、何事にも動じず淡々と日々を過ごす、そんなことができたなら精神的に安定した余生となるだろう。病を素直に受け入れ、抗うことなく生きよう。只管四季の移ろいを五官で感じ、鳥のさえずるを聞き、新緑の眩しさを愛でよう。蝉しぐれに心酔し、風鈴の音にそっと聞き入ろう。そうすれば紅葉も雪原も春の芽吹きもすべて私の一部となり心は永遠の安寧に包まれることだろう。

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