こんにちは

「こんにちは。」と迎えてくれたのは漁師の家で見張り役をしているオウム君であった。紐などでつながれているのではなく、自分の意志で軒下の自分のポジションにいるのである。彼が(彼女か?)本当に挨拶をしてくれたのかどうかは分からないが、少なくとも私に興味を持ってくれたみたいだ。オウムや九官鳥は人の言葉を覚えるというので、大きな声で「こんにちは。」を繰り返し言ってみたが、ダメだった。それならばインドネシア語ならば通じるかも知れないと思い、「スラマ・シアン!」と言ってみたが、キョトンとしていた。発音が悪かったのかも知れない。

ここはインドネシア東部ハルマヘラのマイタラ島。インドネシアは東西に長い国で、丁度真中辺りを南北に分ける形で生物相が分かれている。スラウェシからヌサテンガラより西側はいわゆる東南アジアの動植物相、東側はオーストラリアやニューギニアと同群の動植物相である。この生物学的な分布を分けているラインをウォーレスラインと呼ぶらしい。このオウム君(さん?)も典型的な東側の鳥です。
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