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コイの季節

ここ数日で急に暖かくなり、すっかり春らしくなった。満開であった桜も散る今頃から気温は日増しに上昇するのだろう。大震災と原発事故とでずっと気持ちが塞がっていたのだが、今日は久しぶりで自宅近くに流れる川沿いの道を歩き、少し気分転換をしたくなった。やはり春はいいものだ。菜の花や名前を知らないが小さな紫色の花をつけた植物が方々で咲いている。 …
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恋の調べ

マックス・ブルッフのバイオリン協奏曲第1番を数年ぶりで聞いた。この作曲家の曲はこれ以外に私は知らない。若い頃私が好んで聞いた音楽の一つだ。この曲のテーマは恋だと私は思う。激しく燃え盛る恋、羨望、嫉妬、不安、相手を慈しむ心、ブルッフは恋のすべてをこの音楽で表現したのではないだろうか。彼がこの曲を作った時、きっと彼は激しい恋をしていたのに違…
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青春の日の1ページ~「純愛」

いつものように早朝の誰もいない静かな教室で笛を吹いていると、一人の少女が俺の教室の前の廊下に立ってこちらを見ていることに気がついた。とても瞳の綺麗な美しい少女だ。その日はそれほど気にとめなかったが、その次の日も、またその次の日も、それからはほぼ毎朝のように彼女は廊下に立ってこちらを見つめていた。 俺の笛を聴きにきてくれているのだろ…
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安らぎと優しさ

私はいつもその人に感謝の気持ちを忘れずに生きている。私はその人と一緒にいるといつも心の安らぎを覚えた。自分を取り巻いている不安や辛さといったものはその人と一緒にいるときは消えていた。そんな優しい陽だまりのような人だった。何かを話していなくても、沈黙が流れても何も不安は無かった。静けさの中に素敵な笑顔と輝きがあった。私はアヴェ・マリアを聴…
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出会い

人の一生の中で意味のない出会いというものはないだろうと思う。出会いの数だけ人生は面白いのだろう。初めて出会った時は何も感じなくても、後になって重要な意味を持つことがある。最初から打ち上げ花火のように衝撃的な出会いもあることだろう。 人生とは不思議の連続である。偶然が積み重なり、運命的と思えるほどに成長することがある。ある人との出会…
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望郷のバラード

私には聴くたびに涙が止まらなくなる曲がある。19世紀末29才の若さでこの世を去ったルーマニアの作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」である。バイオリンの名曲だ。この曲を演奏するバイオリニストとしては、天満敦子さんを置いて右に出る人はいないのではないかと思う。 1977年の冬、ウィーン在勤の日本人外交官と哀愁に満ちた旋律を弾く流浪の…
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「恋」というテーマは私の年齢には相応しくないような気がするが、秋が深まったこの季節にとりあげてみたくなった。 48年間生きてきた私は今までいくつの恋をしてきただろうか。私が言う「恋」は単に「好き」とは違う。「好き」を遥かに凌駕するもので「自分のすべてを相手に捧げたい、又は相手が求めることは何でもしてあげたい、求められたら命も惜しく…
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