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冬布団

私は冬布団が好きだ。重く暖かい冬布団にもぐりこんでいると天国だ。布団に入るときにはまだ中は冷たいが、徐々に体温で暖かくなると地球上で最も居心地の良い場所となる。布団から起きて早朝の冷えた空気の中に出たくないのは皆同じであろう。入眠困難の私でも冬の間布団の中にもぐればとりあえず安心する。一日の疲れも、望みもすべて布団に吸い取ってもらって、…
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冬の晴れた日に

その日は寒い冬の晴れた一日であった。風が冷たく、5分も戸外に立つと忽ち体の芯まで冷えてくる。確かに青空は天高く広がっているのだが、自分の気持ちが乗っていかない何かあまりに寂寥とした青空なのだ。こんな時にはどうすれば良いだろうとあれこれ考えてみるけど、これと言った決め手がない。読みかけの本を手にとってみるが、あまり内容に迫ることができず、…
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酒かす物語

皆さんは酒かすをどのように使うだろうか?粕汁だろうか?私は子供の頃から酒かすをよく食べていた。酒かす1枚を魚焼き器の上に置き、両面に少し焦げ目ができるまで焼く。焼きあがった酒かすの上半面に、白砂糖を満遍なくかけ、真中で二つ折にし、丁度砂糖の層を二層の酒かすでサンドしたようになる。これをそのまま本当のサンドイッチのようにかじって食べる。日…
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積雪

2月1日午後6時を過ぎて東京はこの冬初めての雪が降り、うっすらと積もってきた。福島に住んでいた子供の頃は、冬になると毎日のように見られる光景だったが、東京では珍しい。歩きながら寒さがからだの芯まで伝わってくるが、ふるさとの冬を想い出し、しばらく空を見上げていた。 最初はみぞれのような雪であったが、しばらくすると懐かしい綿雪に近い大…
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降雪夢

音も無く深々と雪が私のからだの上に降り積もっていく。私は仰向けになったまま身動きができないほどからだは冷えている。どこかの山の中のようで、人一人いない場所である。辺りは雪の重さで大きくしなった杉林しかない。風はなく全く音の無い世界。上を向いた私の顔の上にどんどん雪が積もっていく。それを払いのける手に力は入らない。声も出ない。 もは…
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冬だ 温泉だ

寒い冬がやってきた。自由奔放に生きていた若い頃の私は友達を誘って雪見風呂によく行ったものだ。青森県青荷温泉、岩手県遠刈田温泉、夏油温泉、山形県姥湯温泉、福島県木賊温泉、不動湯温泉、栃木県北温泉、弁天温泉、湯西川温泉、夫婦淵温泉、加仁湯温泉、八丁湯温泉、日光沢温泉、手白沢温泉、群馬県尻焼温泉、猿ケ京温泉など北関東から東北にかけての秘湯が多…
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木枯らしに

昼間の最高気温はついに10℃を下回った。冷たい北風が吹いているので体感温度はそれ以下である。もうズボン下と手袋は欠かせない。元々寒がりの私は完全な冬装備となっている。あと少しすればロシア帽のお世話になることになる。まわりにいる人は今年の冬はそれほど寒くはない、と言う。だが私には例年にも増して寒く感じる。睡眠不足のためか目がしばしばする上…
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冬の訪れ

11月2日月曜日、朝から低く雲が垂れ込め、肌寒かった。夜になって気温が急に下がり、真冬のような冷たい風が吹いた。本格的な冬の訪れを思わせる一日だった。例年そうであるが、今年もあと2カ月足らずで新年を迎えるのだ。去年の今頃もこのブログに同じことを書いた記憶があるが、郵便局やコンビニの前を通ると年賀状の予約やおせち料理の注文を受ける広告が至…
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冬の日の幻想

外気は氷点下10℃、吹雪いている。視界が悪く足元をとられる。まだ昼頃のはずであるのに、辺り一面白い風雪に覆われ暗く感じる。まつげに飛び込んでくる雪の結晶とほんの数メートル先の道路の白さだけがぼうっと見える。長靴をはいているのだが、気がつけば中に雪が入り、つま先が冷たくなっている。鬱々とどこまでも白い路面を見ながら一歩一歩進む。辺りに…
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